休日はのんびり一人旅、誰に気兼ねすることもなく、目的もなく、そんな一人旅が大好き!

昨年イタリアのローマに行きました。お盆休みを利用して、海外一人旅です。ツアー旅行はお土産屋さんに強制的に連れて行かれたり、日程的に制限されているので基本的には利用していません。エアトリやエクスペディアなどの大手サイトを利用して飛行機を押さえ、それに合わせてホテルを予約する形で旅行に行っています。今回なぜイタリアのローマを選んだかというと、映画のグラディエーターが好きで、その舞台となったコロッセオにどうしても行ってみたくて旅先を決めました。

イタリアのローマは町全体が有名な観光地ばかりで、1週間あっても足りないぐらいでした。ひとり旅なので、現地のオプショナルツアーなどにも参加せず、ガイドブック、ネットで事前に調べた観光地を巡りました。コロッセオ、フォロロマーノ、バチカン市国、バチカン博物館、サンピエトロ寺院、パンデオン、トレヴィの泉などを観光しました。

1日目コロッセオ、フォロロマーノ、2日目バチカン市国、サンピエトロ広場、3日目パンテオン、トレヴィの泉など、1日で全てを回るのではなく、数日かけてじっくり見て回りました。古代のローマ遺跡はどれも感動的で、ツアーで矢継ぎ早に見て回るのでは不十分だと感じました。食事はなるべく現地の人が利用する大衆的な店でとるようにして、ピザ、カルボナーラが特に美味しかったです。

のんびり4.jpg

コロッセオは、地下鉄から地上に上がってくると目の前に「ドーン」と現れ、圧倒的な存在感でした。外観もとても素晴らしい状態で残っていましたが、中に入ってみるとまた更に感動しました。そこからの景色、眺めが素晴らしく、数時間ボーっと見続ける事ができるぐらいでした。

その隣にあるフォロロマーノも、古代のローマ遺跡が残っており、特に凱旋門などは、フランスパリの凱旋門よりはサイズは小さいですが、とても保存状態が良く、細部に彫刻が刻まれており見応えがありオススメです。バチカン市国にある博物館は、有名な絵画がたくさんあり、壁を見るよりも、天井に絵画が書かれているので上を見上げながら楽しむ博物館が他になく興味深かったです。

また、夜バーで一人で飲んでいると、同じく一人旅をしている女性に声をかけられ一緒に飲むことになりました。そして、今度は隣にいたタイ人のゲイカップルにも話しかけられ、4人で飲むことに。こういったイレギュラーな出会いも一人旅の醍醐味だと強く感じました。お互いがつたない英語でのやりとりでしたが、お酒のおかけで笑いが絶えず、大変楽しい時間を一緒に過ごすことができました。

スペイン広場で写真を撮って歩いていると、いきなり「ナカーター」と声をかけられました。20代前半のイタリア人と思われる外国人が笑顔で近寄ってきてハイタッチをしてきます。その笑顔につられてこちらも対応していると、いきなり腕を掴まれ、強引にミサンガを巻きだしました。するとそれに合わせたように、男が3人ほど現れ、周りを囲みだしました。

ミサンガ売りのグループで、強引に腕に巻き付け金を請求してくるんだと感じ、咄嗟に腕を振りほどき、「ふざけんな!」と日本語で一喝しその場を離れました。体格のいい外国人に掴まれた腕を振り切るのはかなり力が必要で、これが女性だったら逃げ切れないのではないかと思いました。はっきり断ることができたのでサッと諦めて離れてくれたのは良かったです。

昼間の時間帯で、周りにたくさんの環境客もいる中で平然とこのような詐欺が行われていました。イタリア、ローマは接してくれる現地の人や店の人も親切でいい人ばかりだったので少し安心しきっていた所、こういう事が起き、改めて海外に旅行に来ているんだと注意して行動するように心がけました。

カテゴリー:

« モンゴルへ    軽井沢へ »
Copyright © 2016 Holidayはのんびり一人旅 . All rights reserved