たまの休日に家にいるよりもどこかへ行ってみたい。

休日はのんびり一人旅、誰に気兼ねすることもなく、目的もなく、そんな一人旅が大好き!

軽井沢へ

2019年7月に、東京から軽井沢に一人旅に行きました。仕事で疲れていたので、軽井沢の自然に癒されたかったのと、帰りにアウトレットで買い物したかったのが旅行の目的です。先日友人とホリデー 日帰り旅行でバスツアーに行ったのですが、バスで色々な観光地に連れて行ってくれてとても楽しかったのですが、今度は自分の行きたいところに好きなように行きたい!との思いが積もり、気ままな一人旅に行くことにしました。

東京駅から新幹線で行くと軽井沢はすぐなのと、普段からよく行っているので、特に泊まりの予定ではなく日帰りで行きました。いつも軽井沢へ行く時は有給をとって平日に行くのですが、平日の軽井沢は特に混んでなくてゆっくりできるのでかなりオススメです。

軽井沢へ着いてまず行ったのが旧軽です。旧軽は、昔軽井沢が東京からの避暑地としてブームになり出した頃に一番流行ったので、飲食店や土産屋などが多くあり、軽井沢エリアの中で一番人気がある場所です。でも、平日に行ったのであまり混んでなくてゆっくりとブラブラ旧軽を散策できました。旧軽を抜けて、「テニスコートの恋」で有名になったテニスコートの近くを通った時になんとも言えない感慨がありました。

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また、ジョンレノンが飲んだと言うことで有名な万平ホテルのミルクティーをテラスで初めて飲んだのですが、優しい味でとっても気に入りました。一緒に食べてブルーベリータルトも美味しかったです。ジョンレノンが通ったパン屋などにも行き、ファンとしてはうれしかったです。

毎年夏に行っているので、軽井沢へ行くと「夏が来たな」と実感します。7月で日差しが強かったので日傘をさしていたのですが、日焼け止めを塗り忘れて、翌日出社した時に会社の人から「どこへ行ったの?足が日焼けしているよ」と指摘されたのが面白かったです。靴下の境がはっきりわかり、少し恥ずかしかったです。

旧軽をブラブラするだけでも楽しい軽井沢旅行ですが、やはりアウトレットでの買い物が一番楽しかったです。クロエやラルフローレン、バーバリーなど自分好みのブランドが入っているし、自然豊かな環境なので買い物の途中でのんびり風を感じたり緑を感じたりするだけでリフレッシュできます。結局、お財布とかスニーカー、ワンピースなど欲しかったアイテムをいっぱい買いました。

どのブランドも定価ではなかなか手を出すことはできませんが、アウトレットは少しの傷や前シーズンの商品を半額以下で購入できるのでついつい財布もゆるみます。バーバリーはずっと欲しかったコートをとうとう手に入れました。シンプルなデザインですが、上品な内側のバーバリーチェックがとても気に入っています。

アウトレットで洋服の買い物が終わったら、アウトレット内にある土産屋で、シャインマスカットやジャムなど長野原産の美味しいフルーツものをいっぱい買って新幹線に乗り込みました。現地で買うと安くて美味しくてオススメです。試食も色々できたので

旧軽へ行った時に、パンで有名な浅野屋に行きたかったのですが、ちょっと歩き疲れたので近くにあった「軽井沢観光会館」で道を聞くことにしました。一階に受付があったので、そこにいた年配の女性に「浅野屋に行きたいんですが、どのあたりですか?」と聞くと、「ちょっと遠いですよ」と言われたので「そうなんだ」と思っていたら、すぐに「隣です」と言われたんです。

なんでそんな冗談を言うのかわからなくて、怒りを押さえながら「観光会館で嘘を言ってどうするんですか。どういうつもりですか」と問い詰めたら、「冗談ですよー」と言われました。観光会館で働く人が冗談を言わなくてもいいのではないかな、と感じましたが、すぐ隣にあったのに気づかなかった自分も情けなく感じました。

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ローマへ

昨年イタリアのローマに行きました。お盆休みを利用して、海外一人旅です。ツアー旅行はお土産屋さんに強制的に連れて行かれたり、日程的に制限されているので基本的には利用していません。エアトリやエクスペディアなどの大手サイトを利用して飛行機を押さえ、それに合わせてホテルを予約する形で旅行に行っています。今回なぜイタリアのローマを選んだかというと、映画のグラディエーターが好きで、その舞台となったコロッセオにどうしても行ってみたくて旅先を決めました。

イタリアのローマは町全体が有名な観光地ばかりで、1週間あっても足りないぐらいでした。ひとり旅なので、現地のオプショナルツアーなどにも参加せず、ガイドブック、ネットで事前に調べた観光地を巡りました。コロッセオ、フォロロマーノ、バチカン市国、バチカン博物館、サンピエトロ寺院、パンデオン、トレヴィの泉などを観光しました。

1日目コロッセオ、フォロロマーノ、2日目バチカン市国、サンピエトロ広場、3日目パンテオン、トレヴィの泉など、1日で全てを回るのではなく、数日かけてじっくり見て回りました。古代のローマ遺跡はどれも感動的で、ツアーで矢継ぎ早に見て回るのでは不十分だと感じました。食事はなるべく現地の人が利用する大衆的な店でとるようにして、ピザ、カルボナーラが特に美味しかったです。

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コロッセオは、地下鉄から地上に上がってくると目の前に「ドーン」と現れ、圧倒的な存在感でした。外観もとても素晴らしい状態で残っていましたが、中に入ってみるとまた更に感動しました。そこからの景色、眺めが素晴らしく、数時間ボーっと見続ける事ができるぐらいでした。

その隣にあるフォロロマーノも、古代のローマ遺跡が残っており、特に凱旋門などは、フランスパリの凱旋門よりはサイズは小さいですが、とても保存状態が良く、細部に彫刻が刻まれており見応えがありオススメです。バチカン市国にある博物館は、有名な絵画がたくさんあり、壁を見るよりも、天井に絵画が書かれているので上を見上げながら楽しむ博物館が他になく興味深かったです。

また、夜バーで一人で飲んでいると、同じく一人旅をしている女性に声をかけられ一緒に飲むことになりました。そして、今度は隣にいたタイ人のゲイカップルにも話しかけられ、4人で飲むことに。こういったイレギュラーな出会いも一人旅の醍醐味だと強く感じました。お互いがつたない英語でのやりとりでしたが、お酒のおかけで笑いが絶えず、大変楽しい時間を一緒に過ごすことができました。

スペイン広場で写真を撮って歩いていると、いきなり「ナカーター」と声をかけられました。20代前半のイタリア人と思われる外国人が笑顔で近寄ってきてハイタッチをしてきます。その笑顔につられてこちらも対応していると、いきなり腕を掴まれ、強引にミサンガを巻きだしました。するとそれに合わせたように、男が3人ほど現れ、周りを囲みだしました。

ミサンガ売りのグループで、強引に腕に巻き付け金を請求してくるんだと感じ、咄嗟に腕を振りほどき、「ふざけんな!」と日本語で一喝しその場を離れました。体格のいい外国人に掴まれた腕を振り切るのはかなり力が必要で、これが女性だったら逃げ切れないのではないかと思いました。はっきり断ることができたのでサッと諦めて離れてくれたのは良かったです。

昼間の時間帯で、周りにたくさんの環境客もいる中で平然とこのような詐欺が行われていました。イタリア、ローマは接してくれる現地の人や店の人も親切でいい人ばかりだったので少し安心しきっていた所、こういう事が起き、改めて海外に旅行に来ているんだと注意して行動するように心がけました。

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モンゴルへ

大学時代の夏休みにツアーを利用してモンゴルへひとりで旅行へ行きました。1習慣の旅程で時期は7月。飛行機で関西国際空港から一路ウランバートルへ、そしてウランバートルからさらにバスに揺られて目的地のカラコルムへ。滞在先はツーリスト用のゲル、昼は遊牧民と一緒に馬に乗りながら草原を散策するというひたすら草原に身を置く旅行で、当時乗馬をしており海外旅行も好き、非日常気分を味わえる旅が好き、という私にとっては本当に「好きなこと」がギュッと詰まった旅行で、20年近く経った今なお旅の細部までを鮮やかに思い出せます。

観光という観光は到着日と帰国前日に宿泊したウランバートルで、自然史博物館へ行ったことぐらい。特に目を見張るような展示があるわけではなかったですが、旅の目的が遊牧民のように過ごすことだったのでまったく不満はありませんでした。基本的に食事は羊の肉や牛肉などで、ボーズと呼ばれる水餃子や骨つきの羊肉を煮込んだチャンサンマハなど。どれもややクセはありますがとても美味しく、伝統的なモンゴル家庭料理は昼間馬と一緒に案内してくれた遊牧民のお母さんが作ってくれていました。

一方ツーリスト用の食事も決して豪華とは言えませんが、どれも滋味溢れる味わいで食事にも不便を感じませんでした。夜はお酒を飲んだのですが、馬乳酒というカルピスの起源となった手作りのお酒がとても美味しかったです。

目的地であるカラコルムに到着してからは、滞在中は毎日特に何をするでもなく遊牧民と一緒に馬に乗ってどこまでも広がる草原を散策していました。通訳さんを介して遊牧民の暮らしや考え方など様々な話を聞きながら草原で過ごす時間は何にも変えがたい素敵な時間で、突然のスコールに降られ慌ててみんなでそのあたりのゲルに入って雨宿りをさせてもらったり(遊牧民の間では荒天の時に他の遊牧民をゲルに迎え入れるのは普通のことだそうです)、ゲルの中にはインターネット接続ができるPCがあって近代的な遊牧民のライフスタイルに驚いたりと、イメージしていた遊牧民の暮らしとはまた違うリアルな生活を知れたことも印象的でした。

また、遊牧民は基本的に親戚などを含む家族単位で遊牧するのですが、ちょうど同世代の男の子がおり、いつも私が乗る馬の馬具をとても丁寧に手入れくれて、明日帰国するという前日に「ここに残って一緒に家族になって欲しい、と求婚(?!)されたのも思い出に残っているエピソードのひとつです。とにかく目に入る全てのことが新鮮で楽しく、遊牧民の暮らしぶりを体験できたことが最高でした。

モンゴルの日差しの強さをなめていました。草原を馬に乗って遊牧するのはとても快適なのですが、カラッとしていて快適な気候ながらも遮るものがなく直射日光の強さが想像をはるか超えており、持参した日焼け止めでも気づけば真っ黒。旅行中案内してくれた遊牧民の人はみんな年上に見えるなと思っていて実際に年齢を聞くとあまり変わらないことが多々あったのですが、それは日差しを浴びて乾燥した肌にシワができるから‥。私も首の後ろの皮膚が日焼けと乾燥でゴワゴワになってしまい、帰国して最初にしたのは肌の保湿だったというほどです。

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案内してくれた遊牧民の方々はみんなとても優しく紳士的で、カラコルムからウランバートルへ戻るバスが出発した時、馬で追いかけてきてくれ見送ってくれたのには感動しました。モンゴルもどんどん遊牧民の数が減りつつあって環境なども変わりつつありますが、是非ともまたもう一度、あの時のようにひたすら草原を馬で散策し現地の人たちと交流するモンゴル旅行に出かけたいと思っています。

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ワーホリでフランスへ

たった一人、フランスへワーキングホリデービザを取得して旅へ出ました。季節は白夜を体験できる夏から冬にかけての半年間の滞在となりました。搭乗した飛行機は大韓航空のフリーの往復チケット、1年間の期限で自分で手配し、渡仏しました。生活拠点はパリにしました。日本人アルバイト募集も多くて、美術館や美しい公園も数多く点在しています。働きながら、慎ましくも楽しいフランス生活を経験できる様に感じた私は、保険、ビザ、滞在する部屋、様々な事を自分で手配し、この経験すらも人生において大きな自信につながる事を期待していました。

パリで滞在したのは、フランスマダムが一人暮らししているアパルトマンの空き部屋と、画家のムッシューがオーナーのアパルトマンでした。パリでの食事は、朝市で買う野菜とパンが中心です。自分でパスタを作ったり、パックで売っているスープや冷凍食品のパエリヤを添えたりもしていました。フランスはBIOというマークをよく目にします。環境や健康を考えて作られていますという印で、そのマークがついた食品を選んで買っていました。

クリスマスにはコルマーというドイツに近い地方へ行った時には、日本でいう新幹線の様な列車をインターネットで自分で手配して、一泊二日の旅行にも行きました。ドイツに近いので、ザワークラウトや大きなボイルしたフランクフルト、パリパリに焼かれた薄いピザの様なタルトフランベなどを食べて、本場のクリスマスマーケットでお買い物をして大満足でした。

パリでの滞在中、アルバイトをしたのは日本人がオーナーの寿司レストランでした。そこには日本人の他にも中国や韓国など、アジアにルーツをもつ人が沢山働いていて、彼らと片言ではあるけれど、フランス語でコミュニケーションを取って、色んな文化背景がある中で、彼らとともに一生懸命働けたことがとても楽しい思い出です。中には、部屋に招いてもらって、アルバイト数人で鍋パーティーをした事もいい思い出です。

まだまだフランス語はほとんど話せなくて赤ちゃん並みでしたが、辞書を片手に、アパルトマンの内覧に行ったり、賃貸契約したり、体調を崩したときは一人でタクシーに乗って病院へ行き、手術の手続きや入院時のやりとりをしたり、とにかく次から次に湧いて出てくるトラブルやハプニングが私にとっては初めての連続でした。それに逃げずに立ち向かって行って、旅の恥はかき捨てとばかりに、乗り越えた経験こそがこのフランス旅行を面白くしてくれた様に感じています。

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失敗したなと感じたのは、海外で見知らぬ人を安易に信用してしまった事でした。私が不用意に信じてしまったのは、ニース行きの列車を手配したにも関わらず、駅で乗り方が分からずに見送ってしまったときのことです。駅で働いているユニフォームを着た人達を見つけて、私は列車に乗れなくて困っていることと、チケットは買っていること、次の列車にどうやったら変更できるかと尋ねました。

作業員のユニフォームを着た彼は次の列車に乗れるようにしてあげるから、待っていなさいと言いました。念のためと彼の名前も書いてもらって、ベンチで次の列車を待ちました。次のニース行きが着いて、その列車の車掌さんに事の成り行きを説明して、彼の名前を見せました。すると、残念だけど列車に乗るには新しくチケットを購入する必要があると説明されました。

素直にベンチで1時間半以上も待っていたんです。念の為にと書いてもらった名前も、全く意味がありませんでした。チケットカウンターは長蛇の列で、私がベンチで待ちぼうけした時間と同じか、それ以上の時間がかかりそうな勢いでした。真冬でパリでは珍しく雪が多く降った年の事でした。指先から足の先まで凍えながら、腹のなかで何かが煮えたぎった出来事でした。

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クアランプールへ

今年の1月、マレーシアのクアラルンプールに1人旅に行きました。東京から飛行機で約7時間、空港からは市内行の列車に乗車して約30分で到着します。マレーシアは年間を通して高温で季節がありません。年中観光シーズンでおススメな場所です。クアラルンプールの中心地は非常に活気にあふれており、近代的な商業施設や庶民的な市場、ランドマーク的な観光施設と豊富な観光資源に恵まれています。また、物価の安さも特徴的で手頃な代金で高級ホテルに宿泊という贅沢もできちゃいます。

現地では、クアラルンプールが誇る2大モスクを観光するオプショナルツアーに参加しました。1つ目は美しい青色が映える、ブルーモスクです。マレーシアで最も大きいモスクとされており、その大きさは写真を撮るときにはなかなか収まらない程です。礼拝堂へ向かう回廊は青と白を基調としており、横から差し込む日差しと相まって、神聖さを物語ります。お祈りを奉げる礼拝堂の中は非常に広い空間で、約24000人も収容する大きさ。側面のステンドグラス、上を見上げるとそびえる大きなシャンデリアは一見の価値アリです!

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次は遠目からでもその明るい色が目に飛び込むピンクモスクです。ブルーモスクはガイドさんによる案内ですが、ピンクモスクは自由に中を見ることができます。礼拝堂に入ると横を見ても上を見てもピンク一色でただ驚くばかり…。細かくあしらわれた模様も印象的で注目してほしいポイントです。

クアラルンプールの誇る2大ランドマークからの景色を見たのが非常に楽しく、印象的でした。1つは高さ421mの「KLタワー」から見る景色です。オープンデッキであるスカイデッキからは、クアラルンプールの景色が360度一望することができます。手前には近代化したビルが立ち並び、奥には山々がそびえる印象的な景色が!是非とも体験してほしいことは、スカイボックスという塔からせり出したスケルトンのボックスから景色を楽しむことです。思わず空中に浮いているかのような気分になり、インスタ映えもします。クアラルンプールの記念になること間違いなしです!

2つ目がツインタワーとしては世界一の高さを誇る、「ペトロナスツインタワー」です。おススメは夜景で、ライトアップされたタワー自体の景色と、展望台に上ったときの夜景と2つの景色を楽しめます!高さ170mにあるスカイブリッジは、タワーからタワーの移動を行うことができ、そこからの景色も一見の価値アリです。観光の予定を立てるときには、十分に注意していただきたいです。

失敗したのは入国審査です。ある程度の計画を立てていたのですが、クアラルンプールは入国審査に非常に時間がかかります。30分~1時間を見込んでいましたが、私が行ったときには約2時間かかりました。入国した段階で非常に疲れが来ました。今後いかれる方はぜひ参考にしてほしいです。

しかし感動したことも多く、やはり特筆すべきなのは物価の安さです!日本の約半額ぐらいの金額で食事ができ、ちょっと優雅な気分が味わえます。屋台で食べるサテが何よりのお気に入りとなり、色々な屋台を食べ歩きました。ビーフやチキンを選択でき、ピーナッツのソースとの相性も抜群です。

そんな中、色々とお土産などを買いすぎてしまい、持参したスーツケースに収まらなくなるという事態が。その為、スーツケースを現地で購入しましたが、大きいサイズにも関わらずなんと2700円程度で購入できました。極力支出を抑えたいと思っていたので、これは非常にありがたかったです。またクアラルンプールに行きたいと思っているのですが、日本で買うのを我慢して、クアラルンプールで購入したほうが安くあがるのでは?と思ってしまうほどでした。

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